インターンシップ

インターンシップの趣旨・目的

学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した実践的就業体験を行うことにより、自己の職業適性や将来設計について考える機会となり、高い職業意識の向上や主体的な職業選択が可能になります。大学では、教育内容・方法の改善・充実をはかることができます。学生は専門に応じた研修体験により、卒業後に活躍しうる専門意識の形成と実践力のある人材育成につながります。企業では、積極的な広報の機会となり、社内の活性化にもつながります。

学内インターンシップ(単位認定科目)

大学でのインターンシップは単位認定科目として、学部3年生(国際文化・観光学科は2年生・3年生)を対象に実施します。詳細は「就職支援一課の利用方法」を確認してください。

学外インターンシップへの参加

就職情報サイトからや直接企業のホームページから応募します。
大学宛に届いたインターンシップのお知らせは、文化学園大学 就職支援室サイトに随時アップロードしていきます。
※必ず学校Gmailアカウントからアクセスしてください。

インターンシップのメリット

【学生】
  • 企業に対する理解が深まる
  • 実社会への適応力が身につく
  • 将来のビジョンが見え、何を学ぶべきかが明確になる
  • 職業を選ぶ力が身につく
  • 興味のある業界での人脈ができる
  • 将来に対し、同じような目的意識をもっている仲間と出会うことができる
【企業】
  • 自社に適した学生と、つながりをもてる
  • 学生を通して、企業PRができる
  • 学生の斬新な意見を事業などに取り入れることができる
  • 大学との接点が増え、連携が深まる
  • 新卒採用選考の参考にできる

「インターンシップ」三省合意改正により位置づけ・ルールが変更になりました

2025年3月卒学生の就職活動から、企業側が職場体験など条件を満たすインターンシップ(就業体験)に参加した学生の情報を、採用選考に利用することが認められることになりました。これは経団連と大学でつくる産学協議会の要望から政府が就活ルールを変更したことによるものです。インターンシップの重要度が増し、選考の早期化が進むなど、皆さんの就職活動に影響があることが考えられます。

「キャリア形成支援に関する取組み」4類型の概要

「インターンシップ」という名称を使用するには、一定の条件を満たすことが企業側に求められるようになり、タイプ3・4の「インターンシップ」では、採用活動開始以降に限り、取得した学生の個人情報の採用活動への活用が可能になりました。

  1. オープン・カンパニー
    1日限定で実施されるインターンシップは「オープン・カンパニー」に分類されインターンシップには該当しない。企業や仕事を知る機会として、採用活動に使うことは認められていない。
  2. キャリア教育(育成)
    オープン・カンパニーより長い期間(1~3日間or 長期も)で実施される。参加者の教育が目的での就業体験は任意のためインターンシップとはみなされず、採用には使えない。
  3. 汎用的能力・専門活用型インターンシップ
    • 企業単独、もしくは企業や地方自治体などと連携して実施
    • 汎用的能力活用型は5日間以上、専門活用型は2週間以上
    • 主に卒業年次及び卒業年次前年の長期休暇期間に実施
    • 参加期間の半分を超える日数において必ず就業体験を実施
    • 就業体験では職場社員から直接指導を受けられ、インターンシップ終了後にはフィードバックがもらえる
  4. 高度専門型インターンシップ
    大学院生の修士・博士課程学生が対象で高度な専門性を重視した長期間の実施をめざす。
学生のキャリア形成支援活動(4類型)ー特徴の比較ー

インターンシップは実施する企業側だけでなく、学生の皆さんにとってもメリットがあります。それは仕事内容の理解を深めることができることです。今後は、企業側も学生側も全体的に動きが早まっていくことが予想されます。自分の参加目的に合うインターンシップを見つけ、しっかりと準備をしたうえで参加するようにしましょう。