面接でのマナー・服装について
面接のマナーと流れ
マナーの基本は「2つの動作を同時に行わないこと」です。緊張感と集中力を保ちながら落ち着いて振舞えば、必ずよい印象を与えます。
- 面接室への入室
- ドアを3回ノックし、「お入りください」と合図されたら「失礼いたします」と言ってから入室し、ドアを閉めて振り向き一礼をします。この際背筋をピンと張り、斜め45度の角度まで頭を下げましょう。
- 挨拶
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ドアから入って礼をしたら席まですすみ、姿勢を保ったまま「文化学園大学○○学部の○○と申します。よろしくお願いいたします」と元気よく挨拶をします。この際面接官から「お掛けください」といわれるまでは着席せず、指示されたら「失礼いたします」と言って、軽く礼をして着席します。
- 着席の仕方
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着席するときは背筋を伸ばし、席の後ろ3分の1を空けて座ります。背もたれには寄り掛からず、やや姿勢を前傾に保ちます。
- 面接中の態度
- 面接がはじまったら、話すときも聞くときも面接官の目を見るようにし、アイコンタクトを心がけます。グループ面接のときも、他の人が話しているときは、相づちをうち必ず見るようにします。また、自分では気がつかず髪をさわったり、指を動かしたりする人がいますが、絶対にしないよう気をつけてください。話に動きをつけるための身振り手振りは効果的ですが、あまり大げさにならないように気をつけましょう。
- 退室するとき
- 面接が終了したら、立ち上がり「本日はありがとうございました」と元気よく挨拶してから一礼します。その後ドアのところまですすみ「失礼いたします」と再度挨拶と礼をしてから退室しましょう。
※自然に話せるようになるまでには、トレーニングが必要です。面接の練習をしてから、本番にのぞみましょう。
Web面接時の注意点
- 通信環境が安定しているか、パソコンの充電が十分か事前に確認しておきましょう。
- 面接時間の10分前には起動し、ログインしておきましょう。
- 手元には提出した履歴書・エントリーシートのコピー、メモを用意しておきましょう。
- 服装は基本的にスーツを着用。(アパレル会社等、ブランドのスタイリングが必要な場合は指示に従います)
- 面接に集中できるよう静かな環境で行いましょう。(就職支援一課ではオンライン面談室が利用できます(要予約))
- 目線はカメラに向ける。(画面下部に映った採用担当者の顔ばかり見ているとうつむいている印象を与えます)
- 大きくはっきりとした声で、普段よりもゆっくり話すよう心がけましょう。
- 笑顔やあいづちなどのリアクションは「対面時の5割増し」を意識しましょう。
- 面接相手から指示をされてから回線を切りましょう。(きちんと挨拶をしてから切りましょう)
服装について
面接で学生らしい清潔感のある身だしなみが企業に好印象を与えます。社会人としてふさわしい服装が出来ているか面接官は見ています。
面接での身だしなみのポイント
- 清潔感のある髪型、メイクを心がける。
男性の場合長髪は避け、女性はロングヘア-ならばまとめておくなど、お辞儀をしても崩れないようにしておく。
メイクは学生らしさ、若々しさを意識して控えめにする。 - スーツは紺やグレー、黒系が一般的。シャツの色は白が好ましい。女性のブラウスは無地が無難。
- 靴は黒や、茶色の革靴、女性はシンプルなデザインでヒールの高さは歩きやすい3cm程度のものを選ぶ。
自分の足のサイズに合ったものを履き、外出前に必ず磨いておく。
※いずれも業界によっては工夫をしても可。
業界、企業の雰囲気に合わせた服装
アパレル企業の面接で「自分らしい服装で」という指示がある場合は必ずしもスーツでなくてよいです。
他の業界と比べて服装の自由度は高いですが、清潔感はどの企業にも必要です。個性を主張しすぎる髪型や髪色は避けましょう。
- 受験する企業のブランドイメージに合っているか。
- 会社説明会、店舗リサーチで見た社員やスタッフの方を参考にし、働いているイメージができる服装か。
- 就職受験報告書を読んで調べるなど、事前に情報収集を行っておきましょう。
身だしなみや服装で不安なことがあれば、家族や目上の方、就職支援一課のスタッフに相談してみてください。
自分だけで判断せず、客観的な意見を聞くこともとても重要です。