面接の形態について
面接の重要性
面接は採用の大きな決め手になります。多くの学生が面接試験を受けるなか、短時間でいかに自分をアピールできるかが重要なポイントです。面接の基本を理解し、しっかりとしたプレゼンテーションができるように準備をしましょう。
面接は仕事のシミュレーションの場でもあります。採用担当者は表情や発言、反応、マナーなどから仕事で活躍する姿をイメージしています。
学生にとっても面接は企業を見極める場といえます。自分も企業を選ぶのだ、という気持ちを忘れず臨みましょう。
面接のスタイル
- 集団面接(グループ面接)
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複数の学生を同時に面接します。面接官は1〜5名とさまざまです。1人あたりの時間が短いので、第一印象が重要になります。
第一印象をよくするために
ニコニコ(表情)
ハキハキ(発声)
キビキビ(動作)
を意識しましょう。
- 個人面接
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学生を1人ずつ面接します。面接官は複数のときもあります。
- グループディスカッション
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複数の学生にひとつのテーマを与え、自由に討論させ、討論の過程や内容をチェックします。積極的に参加することはもちろんですが、相手の話をよく聞き、そのうえで意見を述べる姿勢が求められます。
- グループワーク
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与えられた条件に対しての結論をグループで導き出すという選考方法です。(例:新製品の企画やコンセプト、売り出し方など)
- プレゼンテーション
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あらかじめ決められたテーマに沿って資料作成などの事前準備を行い、決められた時間内で面接官に対して発表を行います。
- Web面接
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企業の採用担当者とインターネットを介し、パソコンやスマートフォンを使用して面接をします。対面の面接とは異なる環境で行うため注意して面接にのぞみましょう。
面接でよく聞かれる質問
採用担当者はさまざまな質問によって、その人がどのような人物で、なぜ受験したのかを知ろうとします。
必ずといってよいほど聞かれる質問は次の3つです。
- 「学生時代に最も打ち込んだことは何ですか?」
- 「当社を選んだ動機をお話ください。」
- 「自己PRをしてください。」
面接時の注意点
- 応えは長くなりすぎないように
- 最初に結論を簡潔に伝えて、それから理由を続けるという話の組み立てを意識しましょう。
- 話している途中で質問を忘れてしまったら
- 忘れてしまったら、「恐れ入ります、もう一度質問を教えていただけますでしょうか」と早めにいいましょう。
- クセを出さない
- 髪をいじったり、手足を動かすなど、気づいていないクセに気をつけましょう。