エントリーシート・履歴書を書く準備

エントリーシートとは何か?

エントリーシートとは、企業独自のフォーマットによる自分をアピールするための書類です。その企業が聞きたいことだけが質問項目として記載されています。なかには文章以外にも、写真を貼ったりイラストなどを記入する場合もあります。また、予め作成した内容を複数の企業に提出できるサービス(Open ES)も存在します。

企業がエントリーシートを活用する理由

企業が知りたいことを把握する

企業は、エントリーシート・履歴書の内容から、学生時代に何をしてきたのかを知りたいと考えています。その点を理解したうえで自分なりの考えを伝えましょう。

エントリーシート・履歴書を書く前に

自己分析をする
学生時代、何に打ち込んだのか?どのような目的意識で打ち込んだのか?何を学んだのか?どのような仕事をしたいのか?仕事に関する具体的なプランはあるのか?などについて考えを深めます。
業界研究をする
自分の志望する業界や企業について調べます。本・雑誌・インターネット・店舗見学・インターンシップなど、さまざまな情報源からやりたい仕事が見えてくるはずです。
企業側の心理を把握する
採用担当者は抽象的なエントリーシート・履歴書を見飽きています。企業側が何を知りたくてエントリーシートの設問を選定しているのかについて考えましょう。
効果的な表現をする
企業が知りたいことと自分が伝えたいこと、これが一致することが大前提です。それを最も効果的に伝えられるエピソードを選び、限られたスペースのなかで的確に表現することを心がけましょう。

表現のポイント

具体的な表現を心がける
どのような質問にも具体的に表現してください。趣味が読書なら著者名、書名まで書いておくと質問されやすくなります。
自分なりのオピニオン(見解・主張・考察)を書く
単なるエピソードでは自分らしさが伝わりにくいので、どのようなオピニオン(見解・主張・考察)をもっているかを書くことが大切です。例えば、「人をまとめていくうえで大切なポイントは次の2つです」などと具体的に書かれていれば、価値観が伝わり、採用担当者も魅力を感じるでしょう。