一般常識・筆記試験(SPI)対策

筆記試験の重要性

数多くの志望者のなかからよりよい人材を採用するために、筆記試験で選考を行う企業が増えています。通過しないと面接にすすめないこともあるため、自分の志望する企業がどのような試験を行うか、十分な対策を立てておきましょう。

筆記試験の種類とその対策

性格適性検査
性格や社会適性などをみるための検査です。回答するときはありのままの自分を表現することが大切になりますので、自分をよく見せようとせず素直な気持ちで答えましょう。
能力適性検査
中学レベルの国語と数学からなる試験で、基本的に時間をかけて考えれば解ける問題です。
解答時間にくらべて問題数がたくさん設けてあるため、対策が不十分な人のほとんどは時間が足りなくなってしまいます。自分が一番使いやすい参考書を選び、何度か繰りかえし問題を解くことが大切です。
SPI3
主に企業の採用で使用されている試験です。能力検査と職務適性などを判断する性格検査にわかれています。
内田クレペリン検査
一桁の足し算をして、合計の一桁目をひたすら書いていく検査です。「処理能力の程度」と「性格・行動面の特徴」をはかるものです。官公庁・運輸機関・医療機関でよく利用され、公共機関の運転手は、数年に一度必ず実施されます。
YG性格検査
正式名は「矢田部ギルフォード性格検査」で、採用試験以外では学校で学生指導を行うときの資料としても使用されている検査です。
コンピテンシー診断
コンピテンシー(competency)といわれる、仕事で高い業績を上げる際に必要な知識・意欲・実行力などを測定するテストです。出題形式は、性格適性検査に近いものが多いです。
一般常識テスト(時事問題)
社会人として必要な基礎知識や常識をみる試験です。国語・数学・英語を中心に、政治経済や時事問題、日常生活で耳にすることのある事柄など、幅広い知識を問われますので、事前の対策が必要です。